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自然栽培について考える

自然栽培を始めたきっかけ

肥料や農薬を使わない栽培方法として、自然栽培や自然農法、無肥料栽培、オーガニックなど色々な表現や考え方があると思いますが、わたしが就農した当時一番しっくりきたのが動物性堆肥や肥料、農薬を一切使わない「自然栽培」でした。

環境や食に関して以前から疑問や違和感を持っていたために、当初は動物性堆肥や肥料、農薬を使いたくない一心で取り組んでいたのですが、今では「使わなくても作物が健康に育つ」こと、そしてこれらの作物が美味しく、何よりもこの栽培がおもしろいから続けています。

 

自然栽培を始めてみて

肥料や農薬を使う「慣行栽培」が一般的だとすると、それに比べて「自然栽培」は収量が少なく野菜に関しては小さいものが多いのですが、無農薬だから虫がたくさんついたり病気になりやすいかというと決してそうではありません。むしろ少ないように感じます。
「収量や大きさを優先するなら肥料が必要になってくるし、肥料を入れれば病気になるリスクが高くなるから農薬が必要になる」「肥料を与えればそれ以上に根っこを張ろうとしなくなるから地上部も弱くなる」というのが私見です。

これらはわたしたち人間にも共通して言えることだと思っています。つまり、「根っこが肝心」ということですね。
 令和4年に入り就農して8年が経とうとしており、大豆や野菜に関してはこれまで色々な品種を栽培してきました。

当農園は赤川沿いに位置し、川砂で砂質が強い砂壌土を持つ土地柄もあり、豆類、特に枝豆や大豆がよく育つので今後はお米を軸に枝豆や大豆、小豆の栽培に力を入れたいと思っています。そしてゆくゆくは小麦の栽培にも挑戦していく計画です。
冬季間は自然栽培の原料で仕込む味噌仕込みワークショップを開催し、同様に醤油仕込みワークショップも開催できればと思っておりますので、ご興味のある方は楽しみにお待ちくださいね。

 

自然栽培大豆 黒五葉(黒豆)1kg〜山形県鶴岡産〜のご紹介

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